日常とアイドルとその他もろもろ

※すべてにわかです。

なぜアイドルは恋愛禁止を守らなければならないのか

「アイドルだって年頃の女の子なんだから、恋愛ぐらいでそんな騒がなくても…」

~オタクが年頃の女の子だからなんて理由じゃ、納得できない背景に迫る(私の場合)~

 

 

私がアイドルを好きになったのは中学生のとき。

後のプラチナ期となるモーニング娘。のライブ映像を見て、完全に虜になってしまった。

プラチナ期においては、高橋愛田中れいなの歌唱力が凄まじく、2トップとして君臨。また、大人メンバーが多かったことから大人びた歌が多く、アイドルと呼ぶには惜しいくらいのパフォーマンスを繰り広げていた。

プラチナ期を境に、私はハロプロにはまり、たまにAKB・乃木坂に手を伸ばすことになる。(ちなみに今はBiSにはまってますが。)

 

”恋愛はバレないように、バレたら辞めるべき”

アイドルを語るうえで、よくでてくるのが恋愛禁止という言葉。

裏で何かしら恋愛じみたことをしていても別にかまわないし

「そんなもんだろう」と思う気持ちもあるが、バレてしまったらダメだろう。

アイドルはファンに一種の模擬恋愛を体験させてあげる仕事。

ファンはブログやツイッターでアイドルの日常を知って、頑張っている姿をライブで見る。握手会でその思いを伝えることもできてしまう。

自分だけが知っている彼女の魅力を見出し、その魅力にはまっていく。

 

しかし、男性との恋愛が公になってしまうと、

自分の知っていたアイドルの日常に、知らない他者がいたことを知り、

歌って踊る以外の、男性と一緒にいるアイドルの姿を考えてしまう。

私が知らない彼女がそこにはいて、今まで応援していた自分がむなしく思えてしまう。

 

”普通の女の子”じゃなくて”アイドル”だから

模擬恋愛を提供するのならば、他の男性の影はあってはならない。

模擬恋愛をさせてくれる、頑張ってくれる姿だけを見せてくれる存在だと思って応援していたのに、他に大切な人がいるのなら、それってまるで”普通の女の子”ではないか。

普通の女の子には興味ない。私はアイドルが好きだから。

 

”普通の女の子”だったはずの彼女がある日突然アイドルになって、夢のためにがんばって、何かを犠牲にしながらも、もがいて、努力して、かわいいを繕っているからこそ、その姿に感銘を受けるのだ。

普通の女の子はスポットライトも歓声も受けない。それはアイドルの特権だ。

そうした特権をもてあましながらも、恋愛がバレた瞬間、「アイドルも普通の女の子なんです」なんてのは通用しない。普通の女の子になりたいのなら、最初からアイドルなんてなるべきじゃなかっただろう。

 

”バレなきゃいい”

それでもバレない程度に恋愛をしてくれるのは”有り”だと思う。

アイドルは夢を売る仕事だから、夢以外の世界では普通の女の子で構わない。

ただ、ファンに夢を見せる仕事なのだから、その夢から覚めさせないでほしい。

すなわちバレない程度に隠れて恋愛してほしいと。

そしたら夢の中の世界で、私たちはアイドルを精一杯応援できるから…

 

結論

アイドルに徹して、夢を見せ続けてくれた道重さゆみは至高であった。